[pgcluster: 104] クラスタサーバ復旧時の更新処理について

大越匡 pgcluster@ml.postgresql.jp
Thu, 19 Feb 2004 19:17:43 +0900


お世話になります、大越と申します。

現在PGCluster 1.0.6で検証させてもらっています。
ロードバランサ(1)、レプリケーションサーバ(1)、クラスタサーバ(2)の
4台の構成で検証しております。(下図)
検証に使用しているDBはpgbenchで作成されるDBです。

検証内容としては、
強制的にセカンダリクラスタサーバを停止し、次にwebの"6.復旧手順"通り、
$ bin/pg_ctl start -o "-i -R"
を実施している最中に端末からロードバランサ経由で
$ psql -d testdb -f update.sql
(update.sqlの内容)
BEGIN ;
UPDATE accounts SET abalance = 0101 where aid = 1;
UPDATE accounts SET abalance = 0101 where aid = 2;
   :<5000回の繰り返し>
COMMIT ;
5000回のupdate処理を一セッションで実施しました。

するとその更新処理が持ちきり(30分待つ)となり、対応
としては、強制終了でやめました。

再起動時に確認したところこのupdate処理は有効になっていませんでした。

これは、仕様なのでしょうか。
ご存知の方がおられましたらご教示ください。


なおPGClusterのコンフィグレーションはサーバ名を変更したのみ
で、あとはwebの”4.設定手順”のままです。
(システム構成)
                [loadbalancer]
                        |
       |-------------------------------|
  [clusterserver(P)]            [clusterserver(S)]
       |                               |
       |----------------|--------------|
                        |
              [replicationserver]

ロードバランサとレプリケーションサーバのシステム構成:
 OS:RedHat7.2
 MEM:256M
 HDD:6.4GB
 CPU:P3 1GHz
クラスタサーバのシステム構成:
 OS:RedHat7.3
 MEM:1GB
 HDD:18GB
 CPU:P3 550MHz*2

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大越匡 <okosi.tadasi@nttcom.co.jp>