[pgsql-jp: 29345] Re: パフォーマンス向上策

Tatsuo Ishii t-ishii @ sra.co.jp
2003年 3月 9日 (日) 19:59:54 JST


石井です.

> Oracleが「速い」といわれているのは、この実行計画を
> データの状態を事前分析(統計情報の取得:ANALYZE)する、
> もしくは手動(ヒント)を与えて、状態に対する最適な
> アクセスパスを選択・もしくは置き換える機能によるものでしょう。
> いわゆるオプティマイザ。
> 
> マニュアルにはPREPARE文は無い、とありましたけど、
> でも、PostgreSQLにはオプティマイザ・プランナなるものは
> あるようですが? > 玉川@STSさん
> 
> http://osb.sra.co.jp/PostgreSQL/Manual/PostgreSQL-7.1-ja/performance-tips.html
> 
> Oraの場合prerare時に内部的には一緒にやってしまうかもしれませんが、
> 一般的にはPREPAREはQueryに対するカーソルの事前定義・オープン
> だと思いますが。

何を言いたいのか良くわかりませんが,(クエリ)オプティマイザの有無と
PREPAREは何の関係もないでしょう.

一般には,オプティマイザは最適な(もしくは最適に近い)実行プランを生成
する機能,PREPAREは生成した実行プランをキャッシュして再利用する機能と
してとらええられると思います.

余談ですが,統計情報を利用するオプティマイザは一般に「コストベースオプ
ティマイザ」と呼ばれるのはみなさんご存じの通りです.PostgreSQLのオプティ
マイザも統計情報を利用します.
--
Tatsuo Ishii



pgsql-jp メーリングリストの案内