[pgsql-jp: 38638] Re: データベースの分散管理
Kiyoshi Mizuno
kiyoshi_mizuno @ mail.toyota.co.jp
2007年 8月 10日 (金) 11:11:08 JST
水野です。
> -----Original Message-----
> > フラッシュメモリが信頼性あるなんて情報はどこから仕入れたのでしょうか?
> > データ書き込み時に瞬停でもあれば一発で吹っ飛びます。
> > どうしても一台のサーバで信頼性を上げたいのなら、ディスクのミラー化が
> > ひとつの方法です。
>
> 信頼性についてはHDD単体と比べると物理的な面での優位性はあると思っています。
> RAIDもHDDの信頼性向上では有効ですが、サイズ、容量、コストなどの
> 要因で難しい事情がありまして。
ひとくくりに信頼性と言っても色々ありますんで。
ディスクレスPCが出てきているように耐衝撃性では稼動部のないフラッシュに
分があります。
一方で半導体は壊れる時には突然壊れます。この点ではリトライを繰り返せば
サルベージできる可能性が残されているHDDの方がタフと言えるでしょう。
#私が管理しているHPのサーバは本当にある日突然壊れました。
原因はサウスブリッジの破損(熱か電磁パルスかは不明)です。
ここからは個人的な意見ですが、
・フラッシュは書き込み回数の観点から頻繁に書き込みが発生する用途には
向いていないと思います。
・データ保全についてはフラッシュかHDDかという問題ではなく、素直に二重化
(RAIDでもDBミラーリングでも)で対応するのが王道だと思います。
初期投資はかかりますが、実際に壊れた時の対応コストを考えれば十分元は
取れるはず。
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