[pgsql-jp: 38445] Re: パラメータ「shared_buffers」について

Norio Suzuki suzuki @ tricorn.co.jp
2007年 5月 25日 (金) 18:55:11 JST


鈴木です。

だいぶお悩みのようですね。


At Fri, 25 May 2007 15:56:37 +0900,
Daisuke Arai wrote:
> 
> このことから、今私が使用しているバージョンですと、「shared_buffers」が
> 「10000」
> を超える値を設定すると、パフォーマンスが悪くなるということが理解できます。

その理解であっていると思います。


> 現在のテーブルのサイズ数を調べ、マニュアルなどに載っているような計算式
> に従って「shared_buffers」を算出したところ、「74000」となりました。
> 先ほどのをふまえると、「10000」を超えると性能が悪くなるということであれば、
> もうずっと性能が悪くなる一方に進むということになります。

データ量が増え続けたり、アクセス数が増え続けていけば、性能が悪くなって
いくのがデータベースの宿命ではありますよね?

それはそういうものとして、都度必要な対応をしていくのが DB の運用になる
のだと思います。


いま、デフォルト値の 64 で動かしているのだとしたら、片岡さんが提示した
8000 や私が提示した 10000 にすれば、現在よりパフォーマンスが上がる可能
性があります。(私より片岡さんの意見の方が重みはあると思います :-) )

まずは、試してみてはいかがでしょうか?


ただ、繰り返しになりますが、この数値はあくまで参考値なので、「推奨値」
なのかどうかは、この ML の誰も保証はできませんし、責任も取れません。

ある程度の保証が欲しいなら、「有料の PostgreSQL のサポートサービス」の
契約を検討された方が良いと思います。

# PostgreSQL 界で有名なアノ会社が提供しているサービスは、パフォーマンス
# チューニングの相談にものって貰えるようですよ。


;; ---------------------------------------------------------
;; 鈴木則夫 <suzuki @ tricorn.co.jp>
;; トライコーン株式会社 http://www.tricorn.co.jp/
;; 160-0023 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル13F
;; Tel 03-5324-7071 Fax 03-5324-7072



pgsql-jp メーリングリストの案内