[pgsql-jp: 39621] Fwd: Plamo-4.5 released

jun kuwamura kuwamura.jun @ gmail.com
2008年 10月 17日 (金) 12:27:58 JST


くわむらです

Plamo Linux 4.5 がリリースされましたのでお知らせします。
ビジネスでオープンソースをされている方々はご興味ないかも
しれませんが、Slackwareから派生して10年くらい続いている
日本語ローカライズLinuxディストリビューションです。

当初よりApache+PHP+PostgreSQLのWebDB関連のパッケージを
contribパッケージとして提供させていただいていましたが、
今回からメインパッケージセットに含まれるようになりました。
DrupalやMediawikiなどのWebアプリケーションもいくつか含
まれています。

お知らせまでに。


---------- Forwarded message ----------
From: KOJIMA Mitsuhoro <kojima @ linet.gr.jp>
Date: 2008/10/16
Subject: [plamo:29389] Plamo-4.5 released
To: plamo @ linet.gr.jp


こじま@実りの秋に便乗して,です.

# ここ2年ほど,10月にリリースしているような..

rc1 を出してからちょっと時間がかかりましたが,今日の午前中くらいまでの
修正をまとめたものを Plamo-4.5 としてリリースすることにしました.

昨年の10月に Plamo-4.22 をリリースしてから丸一年ぶりの新版ですが,今
回も「満を持して」というよりは「止むに止まれず」的なリリースです(苦笑

# 4.5をβにした途端,X11R74とかGNOME 2.24とか大物が続々と更新されちゃっ
# たんで,とりあえず4.5を固めた上でアップデートの作業に入る予定

CDイメージ等は plamo.linet.gr.jp と ftp.linet.gr.jp にアップロードして
いますが,両サイトともそれほど回線は太くないので,お急ぎでない方はミラー
されるまでお待ちいただいて,kddlab や ring からダウンロードしてくださる
ようお願いします.

# P2P にでも流してみようか :-)

取りまとめ役ということで私の名前ばかりが表に出ているように思いますが,
Plamo Linux は多く(でもないか ;-)のメンテナの共同作業の成果です.個性的
^H^H優れたメンテナの協力のおかげで,優等生的な大手ディストリビューショ
ンには見られない,癖のある^H^H独特のディストリビューションが維持できて
います.

また,今回はβ版の公開以降,PlamoWiki のトラブル情報のページがずいぶん
役に立ちました.テストやデバッグに協力いただいた方々に改めて御礼申しあ
げます.

最近では,Ubuntu 等を使えば,インストールからほとんど Windows と変らな
いような操作ができるようになっていますが,ジジイな^H^H昔からの
Unix/Linuxユーザにとっては,ディストリビューションごとのやり方を強制さ
れるような印象でむしろ使いづらく感じることもあります.その意味で,
Plamo のような(root でガリガリ設定ファイルをイジる)前時代的な環境もそれ
なりに存在価値はあるのかな,と思っているので,趣味の合う人は今後ともよ
ろしくお付き合いくださいませ.

以下,README.EUC の抜粋です.

------------------------
Plamo-4.5 について(2008-10-13)

・このバージョンは,来春くらいに予定している Plamo-5.0 への中間点的な位
 置付けのリリースになります.このバージョンでは,Plamo-4.2 から継続し
 ていた gcc, glibc2, gtk 等の基盤部分を更新するとともに,X11R7,
 GNOME-2.22,KDE-4.1等,最近(≠ 最新)の環境に追従しようとしています.
 その結果,インストールされるパッケージが大きく増え,ディスクの使用量
 なども増大(当社比 150%増 ;-)していますので,既存のパーティションにイ
 ンストールする場合はご注意ください.

・インストールするパッケージの分類法を見直し,00_base から 11_ooo までの
 11 のカテゴリーに再構成しました.各カテゴリーの内容は以下の通りです.

 00_base    : Plamo Linux の必須環境
              (glibc2, bash, tcpip, openssh, grub, shadow password 等)
 01_minimum : GUI 無しの基本環境.gcc/g++ も使えるので LFS の基盤にいいかも :-P
              (emacs, gcc, make, binutils, make, perl, python, ruby, gnupg 等)
 02_x11     : X Window の基本環境.デスクトップ環境以前のGUI環境
              (X11R73, Mesa, SDL, firefox, thunderbird, afterstep, qvwm 等)
 03_ext     : デスクトップ環境の共通ライブラリや汎用ツール,C++のライブラリ,最近のFEP等
              (boost, anthy, scim, gcc_java, gimp, samba 等)
 04_xfce    : Xfce-4.4.2 デスクトップ環境
 05_kde     : KDE-4.1 デスクトップ環境
 06_gnome   : GNOME-2.22 デスクトップ環境
 07_tex     : pLaTeX3 文書整形システム
 08_kernel  : カーネルのソースコード
 09_webdb   : PostgreSQL/Apache/PHP 等のWebアプリ開発環境
 10_gis     : Webアプリ上で利用できる地理情報システム
 11_ooo     : OpenOffice.org 2.4.1

 ...(snip)..

・上記のようなサイズの増加に共ない,CDイメージは 5 枚組みになりました.
 各 CD イメージの構成は以下の通りです.

 plamo-4.5_01_{grub,isolinux}.iso : インストーラ,00_base, 01_minimum, 02_x11
 plamo-4.5_02.iso                 : 03_ext, 04_xfce, 07_tex, 08_kernel
 plamo-4.5_03.iso                 : 05_kde
 plamo-4.5_04.iso                 : 06_gnome, 09_webdb, 10_gis, 11_ooo
 plamo-4.5_contrib.iso            : contrib

 なお,1枚目のインストーラCDは,grub で起動する CD と isolinux で起動
 する CD の 2 種類を用意しています.機能面では grub 版を推奨しますが,
 ドライブによっては grub では起動しないものもあるようなので,そのよう
 な場合は isolinux 版をご利用ください.

 DVD イメージは grub で起動するようにした一枚のみです.

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こじま





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 Jun Kuwamura
rC Cn
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