[hackers-jp: 27] [HACKERS] Experimental patch for inter-page delay in VACUUM

井久保 寛明 ikuboh @ nttdata.co.jp
2003年 11月 10日 (月) 18:33:35 JST


井久保です。

On Wed, 05 Nov 2003 09:37:30 +0900
Yutaka tanida <tanida @ sra.co.jp> wrote:
> 同様にTom Laneの
> 
> Subject: [HACKERS] Experimental patch for inter-page delay in VACUUM
> Message-ID: <5464.1067568033 @ sss.pgh.pa.us>
> 
> も興味深いのですが、こちらの解説は他の人に任せます。


途中まで読んでみました。

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Subject: [HACKERS] Experimental patch for inter-page delay in VACUUM
Date: Thu, 30 Oct 2003 21:40:33 -0500
Message-ID: <5464.1067568033 @ sss.pgh.pa.us>
From: Tom Lane <tgl @ sss.pgh.pa.us>
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VACUUM 実行中に、ページを移動する際に sleep を入れて、VACUUM を実行時に
負荷がかかり過ぎないようにするためのパッチです。

・usleep を使って実装したけど、usleep がないプラットフォームもある
  ので、まだ全プラットフォームで使えるパッチではないみたいですね。
  とりあえず、Linux は OK みたいなのでいいかな。

・VACUUM の 実行時間が 15 〜 24 倍くらいかかるようになったが、
  それでも VACUUM 実行時の負荷が 1/5 になったというレポートがありました。

・ほとんどのUnix系OSでは、sleep 要求で 10ms 以下を指定しても、
  10ms くらいになるそうです。
  2.6 カーネルだともっと小さくなるって話もありますね。

# 途中からの sync 云々の話は、斜め読みでは、ついていけないので後で読もう...。



別スレッド「 [HACKERS] 7.4RC1 tag'd, branched and bundled ... 」の中で、
7.4に、このパッチは入らないことが書いてありました。

7.4 でも、自分であてるしかないみたいですね。
7.3 にも簡単にバックポートできそうです。


このパッチ、出されてみると、あって然るべきものですね。
pg_dump には、負荷を調整する機能があるんでしたっけ? 
たぶん、なかったですよね。

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井久保 寛明 (Hiroaki Ikubo)
NTTデータ先端技術 (株) ソリューション部
E-mail: ikubo @ intellilink.co.jp (E-mail: ikuboh @ nttdata.co.jp)





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