[hackers-jp: 196] 追試できる人いませんか？

[Hiroki Kataoka]

片岡です。

-------- Original Message --------
Subject: [HACKERS] Changes improve the performance of INSERT and UPDATE
Date: Sun, 17 Jul 2005 13:28:30 +0900
From: Hiroki Kataoka <kataoka ＠ interwiz.jp>

　上記メールは、PageAddItemを変更してINSERTとUPDATEの性能を上げる変更に
関するものなのですが、どなたかパッチ適用前と適用後でベンチマークを取れる
方いませんか？　ちなみに私のところでpgbenchを行うと、下記のような結果です。

※pgbenchの設定
scaling factor: 10
number of clients: 10
number of transactions per client: 2000
number of transactions actually processed: 20000/20000

※ベンチマークの取得手順（毎回この手順）
pg_ctl start
create database
pgbench -i
pgbench
drop database
pg_ctl stop

1回目：パッチ適用まえ
tps = 348.968982 (excluding connections establishing)

2回目：パッチ適用後
tps = 378.118745 (excluding connections establishing)

3回目：パッチ適用後
tps = 400.209654 (excluding connections establishing)

4回目：パッチ適用まえ
tps = 375.848374 (excluding connections establishing)

5回目：パッチ適用まえ
tps = 370.637895 (excluding connections establishing)

6回目：パッチ適用後
tps = 389.279575 (excluding connections establishing)

■パッチ適用まえの平均値
365.151750 tps

■パッチ適用後の平均値
389.202658 tps

　結果として、6.5%の性能アップです。tomのプロファイルを根拠とした主張は
結果を表していないと思うわけです。プロファイルの結果（PageAddItemの実行
時間は0.369%→0.129%に減少）から、確かにレスポンスタイムは1%も向上してい
ないと思いますが、ページロックを保持する時間が短くなって、並列性という点
では5%以上のスループット向上につながっているのかな？と思っているのです
が。どうでしょう。

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Hiroki Kataoka <kataoka ＠ interwiz.jp>