[pgcluster: 508] Re: レプリケーションサーバの仕様に関して

mitani mitani @ sraw.co.jp
2004年 8月 17日 (火) 11:26:42 JST


三谷@広島です.

昨日,広島でLUCK(Linux Users Group Chugoku)のセミナーがあり,
そこでreplication logによるリカバリーのデモを行いました.
6月のPostgreSQL Conferenctでは失敗してしまいましたが,
昨日は大成功!初めて多くの方に見てもらうことができました.

それはさておき...

> > 次バージョンでは,レプリケーションサーバのステータスは,PostgreSQLのログ
> > とは別のファイルに書き込むようにしています.
> この場合のログは、pgreplicate.stsを指しているのでしょうか?
> pgreplicate.stsだと、「起動していること」は分かるのですが、
> 「レプリケーションサーバの障害発生」は分からないと思います.
いえ,レプリケーションサーバの監視は各クラスタDBが行いますので,
クラスタDBの$PGDATA下にcluster.stsというファイルが作られます.
# 現バージョンには,まだソースをマージしていません.

> 全レプリケーションサーバの停止し、スタンドアローンモードに移行した際、
> ロードバランサーは、read_writeになっているクラスタサーバだけに更新系クエ
> リを投げるといった挙動をするのでしょうか?
「クラスタDB毎にスタンドアローンモードが異なる」といった運用は想定して
いませんでした.
スタンドアローンモードの"read_write"モードは,マスタ・スレーブのように,
基本的にクエリーを受け付けるのが1台だけ(つまりロードバランサは使わない)
場合に有効なモードだと思っています.
それ以外の時に使うとクラスタDB間のデータ整合性を保つことが出来なくなり
ます.

ロードバランサではクエリーの解析を行っていませんので,更新系のクエリーな
のか,参照系のクエリーなのかという判断は付きません.(ストアドプロシジャ
やトリガなどがありますので,クエリーだけで更新系か参照系かの判断はできな
いので)

ロードバランサからレプリケーションサーバを監視することは可能ですが,
障害を検知した場合,ロードバランサの動きをどうしたいのか,
ということに関して,ノーアイデアな状態です.

ご要望があれば,お聞かせください.

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三谷 篤<mitani @ sraw.co.jp>
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