[pgcluster: 332] Re: PGClusterの「制限事項」に関しての質問

mitani mitani @ sraw.co.jp
2004年 6月 4日 (金) 07:32:18 JST


三谷@広島です.
まもなく搭乗開始なので手短ですみません.

> > (2).BEGIN 〜 COMMIT(END)で括られた明示的なトランザクションは,その内部
> > にUPDATE文などレコードをロックするクエリーが含まれている可能性がありま
> > すので,クエリーをキューイング(順列化)していません.そのため,明示的
> > なトランザクションが同時に複数発生した場合,その内部で記述されたクエリ
> > の実行順序が各クラスタDB間で異なる可能性があります.シリアル型のデータ
> > を操作する場合は明示的なトランザクション内で行わないようにしてください.
> 
> の制限事項の意味するところが理解出来ていません。
> 
> 具体的にどういう操作をしたときにどういう現象が起きるのかが分からないた
> め自分達のシステムに当てはまる問題なのかどうか、回避できるのかどうかが
> 判断できずに困っております。
シリアル型のデータ項目を持つテーブルにINSERTを行う場合,BEGIN-COMMIT
でくくると,クラスタサーバによってはシリアル型のデータがばらばらになる可
能性があるということです.
ちなみに,1.0.7rc2ではこの制限は解消していますので,シリアル型のデータ項
目をお使いであれば,最新版をお使いになることをお薦めします.

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Atsushi Mitani
mitani @ sraw.co.jp
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