[pgsql-jp: 28408] Re: IDEとSCSI でのパフォーマンスの差

Eita Morikawa chanoma @ parknet.co.jp
2002年 12月 21日 (土) 15:28:29 JST


森川です。ご回答ありがとうございます。

Tatsuo Ishii <t-ishii @ sra.co.jp> wrote:

> > このところパフォーマンスの話がいろいろ出ていますが、私のとこ
> > ろでは、HDDがIDEかSCSIかによってパフォーマンスが全く違うとい
> > う現象に出くわしています。PostgreSQL7.1.3 on LINUXで動かして
> > いますが、SCSIだとpgbenchの値がIDEに比べ10分の1になってしま
> > うのです。同様の経験をされた方はいらっしゃらないでしょうか?
> 
> ある種IDEドライブでは,Write cacheが常にオンになっているという話を聞い
> たことがあるのですが,関係はないでしょうか?

まさにこれが原因だったようです。Maxtorの6Y080L0(cache 2MB)
という機種で試していましたが、write cache ON になっていました。
hdparm -W 0 /dev/hda として write cacheをoffにすると
300以上でていたtpsは20程度になりました。

# 因みに手元にあったMaxtorの6L020L1もwrite cache ON でした

> # つまり,きちんとディスクに書き込みを完了する前にドライブが書き込み完
> # 了を返してくる,ということです.

fsync=trueで運用するなら、HDDのwrite chacheもoffにしておかな
いと確実ではないので、そうするべきなんでしょうね。

# ただパフォーマンスが15倍以上も違うとなるとちょっと
# 色気がでてしまいます。

実際の運用では、データベースクラスタ以外はwrite cache を有効
にしたくなると思うのですが、皆さんどうされているのでしょう?
パーティション毎にwrite chacheの制御ができればよいのですが、
ドライブ単位でしか制御ができないなら、write cacheが有効と無効
のHDDを2台用意してmountする位しか思いつきません。

# もっともDB専用サーバーとしての運用なら、他にはあまり書き込
# みはないでしょうからwrite cacheは無効でも大勢に影響ないよう
# な気もしますが...

-- 
Eita Morikawa <chanoma @ parknet.co.jp>




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