[pgsql-jp: 26597] dbExpertバージョンアップのお知らせ

[ABE Masanori]

dbExpertバージョンアップ　V408_20020707　七夕

　　http://haitaka.com/phpinfo/dbexpert.html
　　ここには、PostgresとMysqlのでもページがあります

昔から色々問題の多いデータインポート機能を強化しました。なおこのバージョ
ンから構成ファイルのバージョンが004に上がりました。

なお、本ツールのデータインポートでは
　-SQLのINSERT文で登録（デフォルト）
　-DB標準のユーティリティで登録
　　OracleではSqlLorder
　　Postgresではpsql
の2とおりがあります。MysqlはSQLのINSERTの処理速度がOracleやPostgresに比べ
て恐ろしく速いのでユーティリティによる登録の必要性は無いと考え未サポートで
す。

後者ではOSやDBのバージョンによりユーティリティの差異を構成ファイルに登録す
ることが必要なのでデフォルトにはしていません。

後者を使う場合にはPHPのファイルアップロード機能を使っていましたがプラット
フォームの差異等で大きなファイル（２M以上）の登録で問題が多いのでサーバに予
め登録したデータを直接指定可能にしました。

より本格的にはWebベースのファイラを作るべきですが（だから実現してなかった）
とりあえずは単にテキストボックスにパスを指定します。なお、ディレクトリのパ
スは構成ファイルの「$OraServerFileDirectory」「$PgServerFileDirector
y」で指定することを可能にしました。

この機能を使う場合は、登録したファイルは処理が終わっても削除されませんから注
意願います。（PHPのファイルアップロードで登録したファイルは自動的に削除される）

・OracleのSqlLorderでオプションに$OraWinSqlLorderOptionを追加。デフォルト
　は下記のようになっています。
　  $OraWinSqlLorderOption="DIRECT=TRUE";
　このオプションで処理は数倍高速化しますが、制限がありますから問題の場合はコ
　メントアウト願います。（→Oarcleのマニュアル）

・INSERTによるデータ登録処理の2パスを1パス化して高速化するとともに、経過を
　1000件づつ時刻付で表示するように（残念ながらあまり変わりませんね）

・サーバに、ファイル共有機能（sambaやWindows、Macのファイル共有）やFTPでアッ
　プロードすることを前提に、サーバのファイルを直接指定可能にした。
　これによってPHPのファイルアップロードの限界（容量制限と速度）を回避出来ま
　す。

・登録したファイルの列数の過不足の調整機能を強化。従来から足りない分のカット
　を行っていましたが、今回足りない場合に追加するようにしました。
　注）SqlLorder(Oracle)は多い分はOKだが足りないとエラー、psql(Postgres)は足り
　　　ない分はOKだが多いとエラー。EXCEL等でテキスト化すると列の最後に過不足が
　　　発生しますので

・バグ対応
　-PHP3環境でメンテナンスでワーニングメッセージが出ていた
　-Oracleのインポート機能で、INSERTとSqlLorderの判定を一部間違えていた

以上
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