[pgsql-jp: 30755] Re: UPDATE文をきっかけにサーバの子プロセスが全てダウン

Noriyuki TAKEI noriyuki.takei @ jalinfotec.co.jp
2003年 8月 12日 (火) 12:27:16 JST


武井です。

現状をご報告いたします。以前あげたシステム環境に加えてTrendMicro社の
「ServerProtect」というウィルス対策ソフトを入れていて、どうやら
それが原因しているようです。

ServerProtectを起動していないときは以前記載したエラーはまったく
出なくなり、サーバも安定して運用します。

社内環境で以下の検証を行いました。

1.ServerProtectを起動しているときに負荷試験をかける。負荷試験に使った
 ツールはWebApplicationStressToolというツールでMicroSoft社のWebサイト
 からダウンロードできるツールです。Webサーバに対してさまざまなリクエストを
 投げることのできるツールです。

 このツールを使用し、ServerProtectが起動した状態で、障害のトリガとなる
 クエリを発行するHTTPリクエストを同時10接続で行いました。するとまもなく
 エラーが発生しPostgreSQLが落ちます。

2.次にServerProtectを停止(常駐プロセスを完全に停止)した状態で
 同様の試験を行ったところなにもエラーは発生しませんでした。
 何度やっても結果は同じでした。現在ServerProtectを停止させた
 状態で3時間近く負荷をかけ続けましたが、問題ありませんでした。

本番のサーバもServerProtectを停止して運用させていますが、今のところ
PostgreSQLも元気に動いていますし、ログにエラーも出力されていません。

石井さんが以前おっしゃっていたメモリの件は、BufferとCacheにほとんどが
使われていて、それを考慮に入れてメモリを計算したところ、空き容量は
十分にあり、大幅な増減もなく安定していました。

とりあえずTrendMicor社のサポートセンターに問い合わせて対策を
考え中です。同様の事例が発生した方っていらっしゃるんでしょうか。

-- 
Noriyuki Takei <noriyuki.takei @ jalinfotec.co.jp>




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