[pgsql-jp: 32347] Re: 数万アクセスに対する対処について

EBIHARA Yuichiro uiebi @ yahoo.co.jp
2004年 2月 23日 (月) 11:03:07 JST


こんにちは、海老原です。

> > それなりのキャッシュマネジメントを行っているRDBMSで
> 
> なにを持ってそれなりと言うかが難しいかと思うのです
> が、追記型アーキテクチャというせいもあるのか(?)、そ
> れなりというのは、結構大変なのではないかという、根拠
> の薄弱な感想をもっていますが、実際はどんなもんなんで
> しょう。
> 
> > ば、チューニングを適切に行っていくと、最終的にはト> 
> でもって、そのチューニングを適切にするというのが、
> 非常に難しいという印象があります。
>
> > クションログへの同期書き込みがパフォーマンスボトル
> > ネックになることが多いと思います。
> 
> そーなる前に別のところがボトルネックになるような気が
> していますが、どーなんでしょう。

この辺りは特定の実装や状況を念頭に置いた話ではなく、教科
書的な一般論のつもりで書いたので、「それなりの」とか「適
切に」という曖昧な表現になっています。

実装方法によって差が出ることは理解していますし、不揮発性
のメモリ上にログを載せるなんてアイディアも考えられるので
、そこらへんは論理の穴です。

あと、追記型アーキテクチャに関しては、キャッシュ管理の観
点から言えば、Oracleのロールバックセグメントと本質的には
大して変わらんだろうと思っています。
更新前イメージも現行イメージも同一のキャッシュ管理アルゴ
リズムで扱うという意味で。

Oracleのキャッシュ管理がそれなりかどうかという判断は人に
よるとは思いますが、僕自身の基準ではOracleはそれなりで、PostgreSQL
はOracle7のレベルまであと一歩、適用範囲を間違えなければ
十分に実用的という判断です。

・・・なんてことをよしおかさん相手に言うのは、とても勇気
が要ります。
でも密かに憧れのよしおかさんと意見の交換ができて、ちょっ
とうれしかったです。

--
海老原 雄一郎



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