[pgsql-jp: 36076] Re: 検索系システムのパフォーマンスについて

TANIDA Yutaka tanida @ sraoss.co.jp
2005年 10月 3日 (月) 13:45:07 JST


谷田です。

On Fri, 30 Sep 2005 21:13:22 +0900
梅沢 功 <umezawa @ waseda.jp> wrote:

> 梅沢です。
>  
> > From: TANIDA Yutaka <tanida @ sraoss.co.jp>
> > Date: 2005/09/30 Fri PM 08:24:36 JST
> > 
> > このような考え方では商用DBなどでは普通ですが、残念ながらPostgreSQLではう
> > まくいくとは限らないということがよく知られています。というのも内部的な
> > ロック(BufMgrLock)とかのつくりの関係で、キャッシュ量を増やせば増やすほど
> > パフォーマンスが低下してしまうのです。
> 
> BufMgrLock の仕様はほとんど知らないのですが、タイトルにあるような
> 検索系システムにも大きく影響するものなのでしょうか。

はい。ちなみにBufMgrLockはPostgreSQLがデータの読み書きをするときに必ず取
得するロックです。

> 検索系システムの場合、全体のデータ量、キャッシュ量、ヒット率の関係
> がパフォーマンスを左右するのでは、と思ったのですが。

これらの中で、主にパフォーマンスを左右するのはヒット率ですね。なので、大
幅にヒット率を改善できるケースではshared_buffersを増やすのは有効です。改
善できないなら、増やしても上記の問題でかえってパフォーマンスが落ちるだけ
です。

-- 
TANIDA Yutaka <tanida at sraoss.co.jp>





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