[pgsql-jp: 36701] Re: pgpool使用時のパフォーマンスについて

TANIDA Yutaka tanida @ sraoss.co.jp
2006年 1月 30日 (月) 16:51:17 JST


谷田です。

On Mon, 30 Jan 2006 11:52:35 +0900
"Denet/m.shintani" <shintani @ denet.co.jp> wrote:

> 
> (単体)
> $ pgbench -h postgresセカンダリ -p 5432 -c 8 -t 1000 bench
> tps = 470.660468 (excluding connections establishing)
> 
> (pgpool使用)
> tps = 177.821534 (excluding connections establishing)

一般常識的に読み解くと、pgpoolのレプリケーションは問い合わせを同時2発行
するわけで、全体のパフォーマンスは半分まで落ちるでしょう。なので、少なく
とも半分まで落ち込むのは常識の範疇ではないかと思います。

計測結果から見ると低下は62%程度と見ますが、まあ妥当だと思われます。

> 下記URLのITproのサイトなどを見る限りでは、pgpool使用時の
> オーバーヘッドは2%まで改善されていると報告されています。
> http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/ITPro/oss/20040709/147053/

この「2%」という数字はあくまで「単にpgpoolを通しただけ、という場合のオー
バーヘッド」であって、レプリケーション時の性能低下をさしているわけではな
いでしょう。

#元々、pgpoolはコネクションプーリングのソフトだったわけで

> (pgpool)
> num_init_children = 32
> max_pool = 4
> replication_mode = true
> replication_strict = true
> load_balance_mode = true

replication_strictをfalseにすれば(問題が発生する可能性はありますが)性
能は改善すると思いますがどうでしょうか?

-- 
TANIDA Yutaka <tanida at sraoss.co.jp>





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