[pgsql-jp: 37601] Re: ハイスペックなPCの方が、遅くなる現象

Shin Suzuki shin @ sonorilo.net
2006年 10月 21日 (土) 00:32:03 JST


鈴木@大阪です。

On Fri, 20 Oct 2006 22:33:49 +0900
"Akira Nakamura" <nakamura_ml @ art.edisc.jp> wrote:
> こんばんは、中村です。
> 
> 運用サーバで使える、wal_sync_methodは、他にfdatasyncもあったのですが、
> これも同じ様な結果になってしまったので、最悪、fsync = offで、運用する
> 事になります。
> その場合、ポイント・イン・タイム・リカバリを利用しても問題無いのでしょうか?
> 
その前に、まずきちんとチューニングしてはいかがでしょうか。

postgresql.jp にある資料とか、
http://www.postgresql.jp/wg/shikumi/shikumi_archive/shikumi_archive_11/
google で「postgresql チューニング」で検索しみるとか。

fsync=offが何を意味するか(どういう結果になるか)もマニュアルに書いてあ
ります。

http://www.postgresql.jp/document/current/html/runtime-config-wal.html#GUC-FSYNC

当然、チューニングの際には実際の運用で求められる処理を念頭に行う必要
があります。滅多に更新しない DB に更新性能を求めても無意味ですし、時
間がかかってもいい処理を速くしようとするのは無駄な努力とも言えます。

あと、37595 で福島さんも指摘されていますが、全く環境の違う物を単純に
比較しても意味がないです。IDE の HDD が write backなキャッシュで、
RAID カードが write through なキャッシュだったりしたら(往々にしてそう
ですが)、圧倒的に IDE の HDD のほうが高性能に見えることがあります。

-- 
shin Suzuki   <shin @ sonorilo.net>
http://www.sonorilo.net




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