[pgsql-jp: 38744] Re: サーバコンピュータ

Kiyoshi Mizuno kiyoshi_mizuno @ mail.toyota.co.jp
2007年 9月 12日 (水) 13:43:20 JST


水野です。


以前会社のイベントで一眼レフデジカメにCF型HDDを装着し、大縄跳びしながら
撮影したところ見事に壊れました。間違いなく動作中のHDDは振動に弱いです。
#今考えると壊れない方が不思議な状況です


> 少し前にも話題が出ていましたが根本的なところで
> 「フラッシュメモリはHDDより壊れにくい」のでしょうか ?

振動系を除外すると原理的に差が出そうなのは発熱関係でしょうか。
(Write最中に電源OFFしたらどちらもWrite中のデータは破損するでしょう)

HDDはモータやLSIが発熱し、コントロール用のLSIを痛めていきます。
ただプラッタはガラス基板なので熱によって破損する事は考えにくいですから
コントローラが壊れても基盤交換で直せる可能性が残されています。

一方のフラッシュメモリはモータがない代わりに記憶媒体そのものが
通電により発熱、自身を痛めていきます。
そしてチップが破損した瞬間、確実にデータが損失されますから
壊れるときには確実に壊れてしまいます。


ただ仮説「フラッシュメモリはHDDより壊れにくい」が正かったところで
壊れないという事はありえない訳ですから、多少の差があったところで
「重要なものは冗長化しておけ」
の原則は変わらないんじゃないかと思います。




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