[pgsql-jp: 38767] Re: Re^2: サーバコンピュータ

TNishimura nisimura @ weloveya.com
2007年 9月 14日 (金) 17:43:57 JST


西村です。

> 北川と申します。
>
> HP のサーバの話が出ましたので、参考まで。
>
> 日本HP のサイトに次のようなページがあります。
>
> 「SATAハードディスクとSAS/SCSIハードディスクの違いと選定のポイント」
> http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/storage/sata_sas.html
>
> 補足として、このページによると、SATA ハードディスクは1日8時間
> 程度の稼動を目安に設計されているそうですが、24h 稼動用に設計
> された SATA ハードディスクもないわけでなく、下記のディスクは
> 安価で手に入れやすいです。
>
> http://www.seagate-asia.com/seagatefiles/japan/pdf/PO_BarracudaES.pdf

この辺りは、賛否両論あると思いますので
「世の中にはこんな事考えて実践している人も居るんだ」程度に読んでください。


私的な考えは、クライアントの要望等も加味して考えると、

SATA:RAIDコントローラ等も含め導入コストが安い
SCSI:RAIDコントローラ・HDD双方ともに高価

なので、予算の取れないクライアント等では、よく利用しています。
もちろん、HP等のメーカー製サーバーの場合、北川さんの触れられている様な
SATAドライブの24時間連続稼動に対する問題も有りますので、
Supermicro等のショップブランドサーバーでカスタマイズし
殆どの場合、SeagateのHDDを利用しています。
(RAIDコントローラ等相性の問題で、他メーカのHDDを選択せざるおえない場合も有りますが)

また、上記URLの「SATA〜〜選定のポイント」から引用すると
SATAの平均故障間隔40時間の物を、無理に24時間稼動させ
故障間隔が1/10になったと考えても、理論上約4年半稼動させる事が出来ます

数千円で入手できるSATAHDDを、2年に1回交換(もちろん、RAIDされているので
稼動状態のままホットプラグで自動復旧)させても、HDD損傷のみをサーバー停止の原因と
すれば、充分な対障害性能かと思います。

これは、あくまでも個人的な考えですし、サーバー用HDDにはSCSIが良いのも理解しております。
「世の中にはこんな事考えて実践している人も居るんだ」程度に読んでください。




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