[pgsql-jp: 39106] Re: CE パーティショニングと PREPARE EXECUTE の問題

FUKUSHIMA Katsuaki kfukushima @ sis.seino.co.jp
2008年 1月 30日 (水) 13:07:57 JST


福島です。

早速 8.3RC2 を試してみました。
結果しっかりと PREPARE ステートメントのクエリープランの再評価がなさ
れているようで、問題点は解消しておりました。8.3 がリリースされました
ら、早い段階で本番環境のバージョンアップを行いたいと思います。

HOT について、試しに WHERE 条件の key 値を一定に、データだけ変更した
UPDATE を 10万回程繰り返してみたところ、データベースクラスタのサイズ
が、8.2.6 の場合は UPDATE した回数分肥大化していましたが、8.3 では
まったく変わっていませんでした。また、かなり早いです。ステータスをフ
ラグ管理しているような仕組で、イベント毎レコードを更新するようなアプ
リケーションには絶大な威力を発揮しそうですね。
現在は負荷を掛けつつ checkpoint_completion_target あたりのパラメータ
をさわってみています。

FUKUSHIMA Katsuaki さんは書きました:
> 福島です。
> 
> 片岡さん、回答ありがとうございます。
> PL/PgSQL 関数の問題改善の点は FAQ 4.19 を見て知っていたのですが、
> PREPARE のほうの改善も盛り込まれていたのですね。早速 8.3 RC2 試して
> みます。
> 
> 現在稼動している仕組みが、更新が非常に多い処理系、かつ一部のテープル
> は DATA QUERE 的な使い方をしていて key 値がどんどん更新されているよ
> うな使い方をしているので、 HOT によるパフォーマンス改善も 8.3 には期
> 待しています。
> また、チェックポイント処理の負荷が非常に高くなるため、バックグランド
> ライタプロセス関連のパラメータを色々調整して乗り切っていますが、この
> 部分についても、負荷分散チェックポイントに期待しています。

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FUKUSHIMA Katsuaki at Seino Information Service Co., Ltd.
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