[pgsql-jp: 39649] Re: データの断片化
FUKUSHIMA Katsuaki
kfukushima @ sis.seino.co.jp
2008年 11月 18日 (火) 17:30:52 JST
福島です。
vacuum は1日1回実行ということですが postgresql.conf の max_fsm_pages
の値が、削除される1日分のフリースペース管理しきれない小さな値になっ
ているということはないでしょうか?この場合 vacuum を実行しても、削除
スペースの再利用が行われません。PostgreSQLの場合、更新 = 削除 + 追加
なので、更新が多い仕組みだと、その分フリースペースが大量に発生し、
vacuum を掛けない限り再利用されない状況になります。
また、更新が非常に多いということですが index が肥大化している可能性
もありますね。更新の多いテーブルの index に対して定期的に reindex を
掛けることで、回復することもあります。
ichikawa kenji さんは書きました:
> 市川 健児 です。
>
> PostgreSQL 8.1.3 を運用しておりますが、
> 特定のテーブルに対する更新が多く、データの断片化により、
> PostgreSQL を運用しているサーバが高負荷状態になってしまい、
> アプリケーションのパフォーマンスに影響が出ております。
>
> 24時間稼動を前提としているデータベースのため、
> 通常の vacuum のみを一日一回、実行し、
> full vacuum は実行しておりません。
>
> 現在は、ほぼ月に一度程度発生する、 高負荷状態に陥ったときは、
> アプリケーションを停止させ、
> データベースそのものを pg_dump を使ってダンプさせて、
> データベースを再構築することで対応しております。
>
> 対応として、tablespace の利用や PostgreSQl 8.3 への
> アップグレードを考えておりますが、私と同じようにデータの断片化により、
> パフォーマンス劣化を経験された方からのアドバイスをいただきたく、
> メーリングリストに投稿させていただきました。
>
> よろしくお願いいたします。
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