[pgsql-jp: 40292] Re: Vacuumによる物理的なDiskの開放について質問

Jun'ya Nishida nishida @ nextgen.co.jp
2010年 6月 8日 (火) 16:03:32 JST


皆様、理解できました。
ご説明ありがとうございました。

-- 
Jun'ya Nishida

Tomoaki Sato さんは書きました:
> 佐藤です。
> 
> From: Takahiro Itagaki <itagaki.takahiro @ oss.ntt.co.jp>
> Date: Thu, 03 Jun 2010 13:52:16 +0900
> 
>> "Jun'ya Nishida" <nishida @ nextgen.co.jp> wrote:
>>
>>> DBからの大量のレコード(70万レコード)削除、その後、翌朝の
>>> vacuum(vacuum fullは実施してません)では、Diskの使用量は
>>> とくに減りませんでしたが、3日後のvacuum終了時点で、Disk使用量
>>> が大幅に減少しました。
>>>
>>>   なぜ二日もたってから、急にDiskが開放されたのか?というのが
>>>   そもそもの疑問です。
>> VACUUM (無印) は、ファイルの末尾に有効な行が無い場合にのみ
>> ファイルを縮小します。
>>
>> [行] [空] [行] [空] [空] [空] [行]
>>
>> のような物理配置状況では VACUUM してもファイルサイズは減りませんが、
>> たまたま最後の [行] が DELETE (or UPDATE で別の場所に再配置) されると、
>>
>> [行] [空] [行] [空] [空] [空] [ゴミ]
>>
>> が VACUUM されて、以下のように縮小されます。
>>
>> [行] [空] [行]    (これ以降は全て [空] なので切り詰め)
>>
>>> 参考文献、マニュアル等へのポインタでも結構ですので、教えていただけると
>>> 助かります。
>> マニュアルに記述ってありましたっけ? 該当コードの場所は示せるのですが……。
>> http://doxygen.postgresql.org/vacuumlazy_8c.html#19584962e8dba509013cc41ea0482a54
> 
> マニュアルの「23.1.2. ディスク容量の復旧」に少しだけ書いてありますね。
> 
>   http://www.postgresql.jp/document/8.4/html/routine-vacuuming.html#VACUUM-FOR-SPACE-RECOVERY
> 
> かなり分かりづらいですが、2 段落目の「テーブルの最後の 1 つ以上複数ペー
> ジが完全にすいていて、また排他テーブルロックが容易に獲得できる特殊な場
> 合を除き」というのが、FULL でない VACUUM でファイルサイズを切り詰めら
> れる条件ですね。
> 
>   VACUUMの 標準形式はテーブルとインデックス内の終わっている行バージョ
>   ンを削除し、将来の再利用を可能にするための場所に印を付けます。しかし、
>   テーブルの最後の 1 つ以上複数ページが完全にすいていて、また排他テー
>   ブルロックが容易に獲得できる特殊な場合を除き、その場所をオペレーティ
>   ングシステムに返還しません。
> 
> あと、日本語訳では「A また B の場合」になっていますが、「A かつ B の場
> 合」が正しいと思われます。
> 
> 
> ----
> PostgreSQL トレーニング: http://www.sraoss.co.jp/prod_serv/training/
> PowerGres ファミリー: http://powergres.sraoss.co.jp/
> Tomoaki Sato <sato @ sraoss.co.jp>
> SRA OSS, Inc. Japan
> 
> 
> 

-- 
Jun'ya Nishida (nishida @ nextgen.co.jp)
  Platform & Engineering Service Division.
  NextGen Inc. (http://www.nextgen.co.jp)
  Phone: 050-5533-4695  FAX: 03-3234-6857



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