[pgsql-jp: 40815] Re: 『 OSS-DB 標準教科書』(仮称)開発プロジェクトのお知らせ

MauMau maumau307 @ gmail.com
2011年 6月 23日 (木) 21:09:49 JST


こんばんは、MauMauといいます。
私は仕事でPostgreSQLにお世話になっています。

宮原さん、がんばってください。
私もメーリングリストに参加させていただきました。
東京からは少しだけ離れたところに住んでいるので、キックオフ会などには行けませんが、
レビュアとして、PostgreSQL普及のためのよい書籍づくりに貢献できれば幸いです。

木村さんのお気持ちもわかるような気がします。
私も、OSS DBという名前には(ほんの)少し違和感があります。
PostgreSQLの本家メーリングリストでも、OSS DBという呼び名への戸惑いを感じさせる発言がありました。

http://archives.postgresql.org/pgsql-advocacy/2011-06/msg00047.php

PostgreSQLのみがOSS DBかのような印象を受けてしまいます。
私はMySQLのことは表面的にしか知りませんが、
最近はめざましい進歩を遂げているように見受けます。
Firebirdも、日本でこそ利用者数はどうなんだろうと思いますが、
海外ではPostgreSQLよりも利用者数がずっと多いという記事を見たことがあります。
このような中で、PostgreSQLのみを優遇していることが、
少し不公平感を抱かせるのかもしれません。

ただ、上記のスレッドで私が示した日経BPの記事にあるように、
MySQLはOracleにコントロールされていることで、
OSSらしさを減少させているのも人情としてはわかります。
ソースコードを公開し、改変を許しているからOSSだというのは理屈ですが、
人情としては、MySQLをOSSとみなせないようにも思います。

Oracleは2014年まではMySQLの発展を約束していますが、その後はどうなるか。
それまでは強力に開発を進めるかもしれませんが、それは他のOSS DBを排除するためであって、
他がほとんど力を失ったら、MySQLからOracleへの移行を強制するのでは?
といううがった見方さえしてしまいます。
ありえない話だと思う人はいますか?
だから、PostgreSQLにはがんばってほしいのです。

OracleがMySQLをBSDやMITのライセンスで解放してくれたら、LPIもOSS DBとして歓迎するでしょうね。



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