[hackers-jp: 136] Re: Fw: [HACKERS] What can we learn from MySQL?

Y.Shimada yshim_pgsql @ storgate.co.jp
2004年 4月 27日 (火) 12:08:34 JST


島田@Storgateです。

On 2004年 4月 26日 , at 22:29, Satoshi Nagayasu wrote:

> それで、「PostgreSQLの得意な分野で勝負しよう」とか言うわけですけども、ふ
> と気がつくと、下位市場を押さえた「破壊的イノベーション」が力を付けてきた
> ときに、「上位市場」でさえ勝負できなくなっている。というシナリオが十分に
> あり得ると思ってます。

 PostgreSQL が勝つというのを「MySQLや商用DBより多くのユーザを獲得」等と
とらえるのでなく、PostgreSQL を必要としている人たちが、自身自身のため(
自己実現でも、お金もうけでも、その他どんな動機でも)に発展させてゆけば
良いこと=OpenSoueceの考えかた。。ではないのかな〜?

> 私が、PostgreSQLのマーケティングは「問題外」と言っているのは、
>
> 1.) 顧客のニーズに忠実に機能改善(持続的イノベーション)を行なっていたと
>     しても破壊的イノベーションに市場シェアをひっくり返されることがある。
>     これは、主流マーケットを押さえているプレイヤーに半ば運命的に訪れる。
>
> 2.) ていうか、そもそも、(PostgreSQLは)顧客のニーズに追随できてない。

 「顧客のニーズ」ってな〜に?  同時に「顧客」ってな〜に。
どんな定義を年頭において「顧客のニーズに追随できてない。」のか
具体的に教えていただけませんか?。  例えば、、、
○ 自分の Win??ws note-book 上で、SQLを勉強したいと思っている学生さん? 
○ 1日数十万PV以上でm動的コンテンツ生成とDBアクセスを伴い、稼働条件を
  SLA で規定された業務システムを構築したい。。という SIerの人?
○ 1000万レコード、数百GBのDBを高速に検索したい。。という、大学の研究者?

> という状況において、二重の意味で「ダメダメ」だと思うわけです。

>
> 「破壊的イノベーション」が「持続的イノベーション」に最終的に勝つ原因は、
> 技術的なものではないとされています。

 私が数年前にこの本を読んだときの感想
 これは、ビジネスの世界でそういうケースもあるということで「真理」では
ありません。世界が変わってゆくのですから、その表面での技術や考え方は
だんだん変化してゆくことは当たり前です。遺伝子でさえも。。
勝った、負けたという表現は、変化の流れに乗れた、乗れなかったそれぞれの
領域から相手を見た場合の、単なる表現で、価値としての善し悪しではないと。。
この本からの、私の結論:
 生き残りたければ変化すること!
 ただし、変化したその先が発展へと続く道である保証はない!

>
> じゃぁどうすればいいのか?
>
> まぁ無駄に長くなってもしょうがないので、続きは適当に各自でお考えください。:)

 ここで、文を切るのはどうかな?
ご自身の思いを綴らないと、理解してもらえないのでは?

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