[pgsql-jp: 28487] Xeon Dual + RHL7.3での実行性能

[yutaka_inada ＠ justsystem.co.jp]

はじめまして、ジャストシステムの稲田です。

PostgreSQL 7.2.1をRedHat Linux 7.3上で動かしているのですが、
Xeon 2GHz Dualのハードウェアで実行させたところ、極端な性能劣
化が観測されています。P4 2.4GHz Single CPUのハードウェアに比
べて、pgbenchでほぼ1/10の性能です。

hdparamなどでディスクアクセスの素性能を測定した限りでは、前
述のP4マシンの2倍程度の性能となっています。PostgreSQL 7.2.3
でも同様の性能劣化が観測されます。XeonのHTTを無効にしても変
化ありません。

詳細なデータを下記に示しますが、どなたか同様の問題を経験され
た（あるいは現在経験されている）方はいらっしゃいませんか。ま
た、Xeon Dual環境でPostgreSQLを動させる際に注意しなければな
らないことがありましたら、教えていただけないでしょうか。

よろしくお願い致します。


データ ---------------------------------------------

[Hardware Profile]
DELL PowerEdge 2600
    CPU     Xeon 2GHz Dual
    Memory  2GB PC2100 ECC DDR266 SDRAM
    HDD     73GB 10,000rpm U320 SCSI RAIDなし

DELL PowerEdge 600SC (比較マシン)
    CPU     Pentium 4 2.4GHz Single
    Memory  1GB 400MHz ECC DDR SDRAM 
    HDD     80GB 7,200rpm EIDE

[pgbench測定結果]

同時接続ユーザ数  |  1  |  128
------------------+-----+------
PE 600            |259.2|178.2  [tps]
PE 2600           | 22.9| 34.8  [tps]

- PostgreSQL 7.1.3付属のpgbenchを使用
- 起動オプションはwal_sync_method(wal_method.sh) fsync
- 毎回pgbenchを初期モード(-i)で起動し、テスト用のテーブルを
  構築し直す 
- データは20万件 
- pgbenchの実行後はvacuum、checkpointを実行
- syncを実行しカーネルが持つバッファキャッシュを出力 

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Yutaka Inada [Justsystem Corporation]