[pgsql-jp: 30312] Re: NFS上のDB の共有
池田 秀一
hikeda @ miraclelinux.com
2003年 7月 1日 (火) 17:11:39 JST
> それももちろんありだと思うのですが,共有ディスクを使う方法は,
> PGReplicate みたいなクエリベースの方法とは全く違いますし,双方メリット
> デメリットがあるので,両方存在しても良いのではないでしょうか.
両方存在するのは賛成です。共有ディスクは高額なので、非共有
ディスク方式の方がシステムコストが下がる傾向がありますので、
双方があるのが良いでしょう。
> o クエリベース: ○ 1台ディスクがつぶれても大丈夫 × 更新は負荷分散されない
商用データベース(Oracle など)では、「更新レプリケーション
の機能」で擬似的に対応できる製品も多いです。
> o 共有ディスク方式: ○ 更新も負荷分散される × 共有ディスクがつぶれたら止ってしまう
うーん、「共有ディスクが潰れる」のは少ないかと。どちらか
と言うと、共有ディスク装置が高いのがネックになりそうです。
現状の共有ディスクでは、CPU本体との接続も2重化されている
ので強いです。昨年の夏頃だと、接続は2重化されていても切替
ドライバが Linux 対応してなくて苦労が多かったですが、現状は
解決しているディスク装置が多いです。
最近、思うのは『可用性』を上げるのも、幾つもやり方があると
言うことですね。データベースだけで非常に高い可用性まで提供す
る RAC みたいな方向性もありますし、分散データベース機能での
対応(DB-Link、Replicationなど)もあります。また、多少切替が
掛かりますが、HAクラスタ製品での対応もあります。さらに、HA
クラスタ製品を使う場合も、分散データベース機能を使う場合にも
共有ディスクを使う場合と、非共有ディスクを使う場合との方法に
別れます。
どれを、選択して提案するのかが SI企業の技術者のセンスだと
言えますね。
ではでは。
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池田 秀一 <ikeda @ miraclelinux.com> Hidekazu Ikeda
Sales Division, Business Development, Director
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