[pgsql-jp: 33754] Re: シーラカンス本第4 版

Kawasaki Yusuke u-suke @ kawa.net
2004年 7月 23日 (金) 14:28:15 JST


川崎です。もう1ヶ月くらい前に発売されていますが、
やっと『PostgreSQL 完全攻略ガイド』第4版を入手しました。

In "[pgsql-jp: 33045] シーラカンス本第4 版",
At 2004/05/31 12:51:25, Tatsuo Ishii <t-ishii @ sra.co.jp> wrote:
> 石井です.宣伝モードで恐縮ですが,シーラカンス本の第4版をやっと書き上
> げたのでお知らせします.
> # 3年ぶりの改訂です.
	:
> 発売は6/28です.

これまで各版を買ってきましたが、今回も
「デフォルト値は〜〜メモリをたくさん積んだ最近のマシンでは
 小さすぎることが多いので、見直しておくとよいでしょう」
とかノウハウ・TIPSなどが散りばめてあって、
これは熟読したほうが良さそうです。(宣伝宣伝!?)
ありがとうございます。



> 5.6.3 WAL
> (中略)商用データベースには古いログをテープ装置や別のハード
> ディスクに保存しておき、データが失われてもそこから復元する機
> 能を持ったものがあります。これをPITR (Point In Time Recovery) 
> と呼び、今後 PostgreSQL でもサポートが検討されています。

ずっと将来構想に入っている WAL からの復元機能と合わせて、期待ですね。

これを応用すると、pgpool/PGCluster のような
バックエンドの手前側で分岐するレプリケーションではなくて、
バックエンドの内部(バックエンドのさらにバックエンド?)で
WAL に書かれた(書かれる直前の)内容を横取りさせる仕組みで
レプリケーションすることもできそうですね。

これではサーバ側での自動的な縮退運転や負荷分散はできませんが、
トランザクション(デッドロック)や CURRENT_TIMESTAMP の
同一性の問題もなくて確実に同じ値が書き込まれて分かりやすい。
(あれ、レプリケーションというよりは、バックアップに近いか)



> 5.8.2 縮退運転
> 5.8.3 コネクションプール
> pgpoolはコネクションプールサーバの機能だけを利用することも
> できます。このモードでは、マスタがダウンすると、セカンダリ
> に自動的に切り替えて運転を継続できます。このような機能を一
> 般にフェイルオーバー(fail over)と呼びます。

あれ?
「コネクションプールモードのような機能」のことを
「フェイルオーバー」というのでしょうか?

あるいは読み方が違うかな。
「セッションの途中でマスタがダウンしても、セッションを
 張り直さずに運転が継続される」という意味でしょうか。


---- Kawasaki Yusuke <u-suke @ kawa.net>

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