[pgsql-jp: 33123] Re: PostgreSQL カンファレンスお礼および MySQL のデータが壊れる件

Matsunobu, Yoshinori Yoshinori.Matsunobu @ jp.sony.com
2004年 6月 7日 (月) 15:31:46 JST


松信と申します。
今後ともよろしくお願い致します。

> これは個人的な見解ですが、ことPostgreSQL vs InnoDBの比較で、
> PostgreSQLが
> 圧倒的に優れていると思うのは、デフォルトのpg_dumpがホットバックアップに
> 対応している(InnoDBのは有償)ということだと思います。

私も以前気になって調べたことがあるのですが、
MySQLでは、ホットバックアップツールであるmysqldumpというツールが
標準で搭載されており、InnoDBもこれでホットバックアップが可能です。
つまり、MySQLも無償でホットバックアップができます。
ただし、mysqldumpはSQL文のダンプの形でしかバックアップをとれません(pg_dump -F p ...しかできないといったところでしょうか)。
リストア時はそのSQL文のダンプファイルを、コマンドラインインターフェースの入力リダイレクション機能などを
使って適用することになります。pg_restoreに相当するツールはありません。

有償のはInnoDB Hot Backupという製品ですが、これはブロックイメージ群をそのまま
バイナリファイルとしてバックアップ及びリストアすることが可能で、
その分高速であることがメリットであるようです。

大量データのバックアップ及びリストアを行ったときに、具体的にどの程度の処理時間差が
出るのか等は検証したことはないのですが、例えば
1.pg_dumpでプレインテキスト形式でバックアップして、そのファイルをpsqlなどを使ってリストアした場合
2.pg_dumpでカスタムアーカイブ形式でバックアップして、そのファイルをpg_restoreを使ってリストアした場合
を比較した場合、どの程度の時間差が出るかなどについて、情報をお持ちの方はいらっしゃいませんでしょうか?

それでは、失礼いたします。

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松信 嘉範 / Matsunobu Yoshinori
E-mail: Yoshinori.Matsunobu @ jp.sony.com



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