[pgsql-jp: 33160] Re: PostgreSQL カンファレンスお礼および MySQL のデータが壊れる件

Hidekazu Ikeda hikeda @ miraclelinux.com
2004年 6月 8日 (火) 09:26:13 JST


池田です。

 「最新」状況では、raw device は止める方向で進んでるの
が実態です。

>  ぐはっ。でも公の場でも聞きたいような :)

 最新動向と違っている可能性があるので、、オラクル社に
きちんと聞いてください。

>>つーじょーユルイ使い方の場合、raw deviceを使わなければいけない
>>という状況はそんなにないと思います(感覚)

 これは、その通り。

>   元々rawデバイス使わないといけないような場面は、昔のようにマシン
> 自体の性能が低い場合、データベースのファイルシステムを通じてディスク
> にアクセスするよりも動作が速いからと思い込んでいるのですが違いまし
> たっけ?

 「データベースのファイルシステム」って何?

 って突っ込みは置いといて、、

 OSのファイルシステムを通すと、本当に些細な無駄がある
のを、省くために raw device を使っていたはずです。

 ちなみに、Windows での raw device 利用は、Unix 系より
もさらに性能向上しなかった記憶が。。

>  ところでWindowsはlonghornでファイルシステムがデータベースになるん
> でしたっけ?

 SQL Server ベースに全部格納するって方向性でしたっけ?

 まぁ、Oracle でも同じ方向性ですからね。OS 依存しない
けれども、File を格納する仕組みは既に入っている。

>  今のデータベースシステムは、そのファイルシステムを使った場合ただ
> SQLをパース/実行する機能しか持たなくなるのだろうか。

 言いたい事が意味不明、、です。

 ユーザからは、通常のエクスプローラなどで、ファイルを
操作したときに格納される場所が(知らないうちに)DB上に
なってると言うことでは?

 FAT 使ってるのと、NTFS 使ってるのと、ログインしている
ユーザは気にしないのと同じように、DBMS ベースのファイル
システムが下層にあると思うのですが。。
 逆に意識しないと駄目なら、使い難いでしょう。

 また、ファイルシステム的に DBMS を使う場合に SQL を
介する必要は無いかもしれません。ファイルシステム全体を
検索する場合などには SQL を使うかもしれないが、更新を
行うなら直接操作の方が早そうな気がする。


ではでは。
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 Hidekazu Ikeda  池田 秀一
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