[pgsql-jp: 41462] Re: HA構成につきまして

masaki.kuroda @ uniadex.co.jp masaki.kuroda @ uniadex.co.jp
2013年 7月 24日 (水) 00:00:23 JST


黒田と申します。

MSFCで構成する場合はハートビート管理もすべてWindowsで行ってくれるので、
特にDB側で特別に設定する項目はいらないはずです(MSFCでの開発はやってますが、PostgreSQLは乗せたことが無い)

たぶんですが・・・
PostgreSQLに割り当てる仮想IPアドレスを定義した上で
PostgreSQLをサービスとして起動し、クラスタマネージャから監視対象として設定すると
仮想IPアドレスを起動->PostgreSQLの起動
は全てWindows側で行ってくれます(仮想IPアドレスの起動に失敗したらPostgreSQLの起動は阻止してくれます)。
そのため、フロントエンドにpgpool等は必要ないです。
#ただし、システムは寝ても起きてもアクティブ/スタンバイになります
汎用サービスのリソース構成としてPostgreSQLを登録すれば、たぶん行けるとは思います。
フェイルオーバ動作時にはログを監視して、リカバリがうまくいっているかを検知すればある程度の動作は期待できそうです。

ただ、WS2012からサポート料金がバカ高いので、通常ならLinux+ClusterProでシステムを構築した方が
ソフトウェアサポート料金はトータルで1/3位になるはずです。

>OracleでWSFCを使う機能はOFSという名前です。11gR1時点ではコールドスタンバイのはずでしたが。。
11gR2でもRAC以外はアクティブスタンバイ形式だと思います。
MSFCはアクティブ/スタンバイ以外の構成はとれない(ストレージアクセスがシェアードナッシング構成)なので。

回答になってなければ申し訳ありません・・・

-----Original Message-----
From: pgsql-jp-bounces @ ml.postgresql.jp [mailto:pgsql-jp-bounces @ ml.postgresql.jp] On Behalf Of takehiro wada
Sent: Tuesday, July 23, 2013 11:22 PM
To: PostgreSQL Japanese Mailing List
Subject: [pgsql-jp: 41461] Re: HA構成につきまして

WSFCなのでサービスに登録されているアプリケーションならばWSFCで
簡単にHA構成を組むことはできるとは思います。私もコールドスタンバイとなるはずの認識で
確か looksalive でのサービスチェックのための動作でどうしようもなかったことを記憶しています。
 * Slony使えばAct/Actで実現できそうですが試したことはありません。

WSFCのHeartBeatとなるlooksalive/isaliveについての制約にひっぱられるので
WSFC/MSFC/MSCSなどのキーワードでMSクラスタの仕様、使い方を確認された方がいいと思います。

OracleでWSFCを使う機能はOFSという名前です。11gR1時点ではコールドスタンバイのはずでしたが。。

2013年7月23日 17:18 Kazumasa Gotoh <kgotoh @ cic-kk.co.jp>:
>
> PostgreSQL から少し離れてしまいますが…
>
> 元記事の質問者は Windows Server 2012 を使うと言っているので、WSFC (Windows
> Server Failover Clustering)を使う予定なのでしょう。
>
> 以前は、MSCS (Microsoft Cluster Servie) とか、MSFC (Microsoft Failover
> Cluster)とか呼ばれてて、Enterprise Edition でしか使えなかったりしてましたが、
> Windows Server 2012 からはどのエディションでも WSFC が使えるそうです。
>
> 私は Windows Server 2003 でしかこの機能を使ったことがありませんが、
> サーバ A でサービス-1 とサービス-2 を、サーバ B でサービス-3 とサービス-4
> を動かして(ユーザからは 4つのサービスがサーバ C (仮想ホスト)から提供
> されているように見える)、どちらかが止まれば、一方のサーバだけで 4つの
> サービスを動かすようにする HA 構成を構築したことがあります。
>
> Windows Server のファイルサービス機能とか、Windows Server が標準で
> 提供する機能はだいたい HA 構成とすることができます。
>
> また、標準以外のものも、Generic ベースで定義することができます。
>
> ただ、PostgreSQL ではおっしゃるように、コールドスタンバイな形に
> なるんじゃないでしょうか。
>
> Oracle や SQL Server であれば、オプションを購入することにより
> WSFC でホットスタンバイな HA 環境を構築することもできるようですが…
>
> =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
> (株) セントラル情報センター
>                              後藤和政    kgotoh @ cic-kk.co.jp
>
>
> From: mlus <mlus @ 39596.com>
> Date: Tue, 23 Jul 2013 15:54:07 +0900
>
>>> 2つ目は、1つのディスク領域を2台のサーバが共有する場合。この場合は、アク
>>> ティブなサーバは1台とする。
>>
>> これだと、2つのPostgresを同時稼働させ、且つ、同じクラスタに接続させると言うことになりますね。
>> そんな事が可能なのか私にはわかりませんが、もし、予備のPostgresがコールドスタンバイでよい
>> というのであれば、
>>
>> Heartbeatみたいなものを使って、通常はAホストのPostgresを稼働しておき、動作に障害が出た場合に、
>> AホストのPostgresへの接続を切断し、BホストのPostgresを稼働して利用させるみたいな感じになるのではないかと思います。
>>
>> WindowsでHeartbeatみたいなものがあるのであれば、そちらの線をお調べになられたら如何でしょうか?
>> このケースの使い方だと、ApacheであろうがPostgresであろうが、同種の2つのサーバーアプリケーションの切り替えの仕組みは変わらないはずはので、それに準するアプリケーションが動作しているのならば、Postgresでも稼働できるように思えます。



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Name:Takehiro Wada
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